「Intelは当社プロセッサ上でのコンパイラ動作を妨害」とAMD主張

http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0507/14/news031.html

プログラムがIntelプラットフォームで動作する場合と
プログラムがAMDマイクロプロセッサを搭載するコンピュータで動作する場合とでは
異なるパスが実行されるようになっている

AMDのCPUの場合)別のコードパスが実行され、プログラムの性能を劣化させたり
クラッシュを引き起こしたりするようになっている


コレが真実だとすると、えぐいやり口ですね。
無駄にプログラムが肥大化するだけでなく
開発者からすれば要らぬデバッグの手間が増えるでしょう。
発売会社からしても特定のCPUでパフォーマンスが出ないというのは困るでしょう。


IntelCPUに最適化するだけならIntelコンパイラですし好きにすればよいですが
他社のCPUで妨害するようなやり口は不公正な気がしますね。


上のトピックでも書きましたが、今はIntelは完全に不調な状態です。
今後主流になっていくであろうDualコアはクロックがあげられないため
AMDより大幅安で販売せざるを得ない状態に陥ってます。
おそらくIntelの不調は65nm世代の新コア登場まで、あと1年近く続くと思われます。


そんな状況のなかで出てきた話題だけにIntelの「せこさ」が際立ちますね。
(多分仕込んだのはここまで状況が悪化する前のことでしょうけどね)


ただ、Intelコンパイラなんだから、当然こういうことはありえるよなともおもいます。
専業ならこんなことをすれば商品の信頼失って会社が機器になるでしょが
Intelの場合はコンパイラで食べてるわけじゃありませんからね。


ところで、AMDCPUを見分ける方法はCPUIDを利用するというもの。
となると、コンパイル時より後にでたCPUはどうやって判定するんでしょう。
新製品だけはAMDでもIntelでも速いほうのコードが実行される、のかな?(笑