ヨドバシAkibaがこだわるメーカー別展示と家族連れ集客

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0926/gyokai135.htm

ひとつは、メーカー別展示の手法をとった点だ。


4FAV機器、5F家電のフロアが、National(Panasonic)/TOSHIBA/SONY/SHARPなど
メーカー別の展示になっています。


つまり、洗濯機を見たければ、ナショナルコーナーに行ってななめドラムみて
日立に行ってビートウォッシュを見る。
大型TVを見たければ、PanasonicVIERAを見て、SHARPAQUOSを見る。そんな感じです。
つまり、横にらみで比較検討が出来ない仕様なのです。
逆に、引越しとかで一式そろえたいなら、洗濯機と冷蔵庫、TVとビデオは同じ場所で見られます。


この方法だとメーカーの販売力がすぐに分かります。
家電、AVともに松下は圧倒的な売り場面積。
家電だと東芝、日立あたりが何とか対抗できてAVだとSONYSHARPが割と元気な感じ。


最近、電機メーカーはカテゴリ単位で愛称をつけたり、各製品のデザインを共通化したりして
ブランドイメージの確立に躍起になっています。
実際、液晶TVを買うんじゃなくAquosを買う。ななめドラムだから買うって言う人も多いんじゃないかと思います。


まだ大型店が無かった頃はすべて近くのメーカショップで買って
同一ブランドでそろえてる人が多かったですが
大型店で一括で見られるようになるとさまざまなメーカを比較してから
いろんなブランドの中からいろいろ買うのが普通になってました。


当然メーカーとしてはその状況は好ましくないわけで、上記の通りいろいろと手を打ってきました。
時代がめぐって、またメーカー名で買う時代がやってきているのかもしれません。
ヨドバシAkibaはその先駆けになるかもしれませんね。


でも、ホントはネットの普及で、事前にこれを買おうっていう指名買いが増えただけという気もしてます。
比較検討するのって実はめんどくさいですからね。
それに加え失敗したくないって言う心理も働いて事前に調べてコレと決めちゃう人が多そう。
ただ、私としてはやっぱり比較してから買いたいです(笑