IDFとIA32eとIA64のコラム

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0221/kaigai064.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0221/ubiq46.htm

IDFでIA-32eが発表になった事を受けて、各サイトでいろんな話が盛り上がっています。いかにもAMDの勝利で64bit時代がすぐにやってくる！的な受け止め方も多いような感じですね。

しかし、こんな時だからこそ、冷静に整理してみましょう。そんな助けとなるのが、PC-Watchの後藤氏と笠原氏によるコラム。IA-32e/IA-64/AMD64のそれぞれの立場が良く分かります。AMDもIntelもLongHorn待ちというのが本音という感じです。

ただ両者の最大の差はIA-64があるためにIA-32eを積極的に売れないIntelと、すぐ普及するとは思っていなくともセールスポイントとして売り出せせるAMDという事になります。

かつて32bitCPU2個つんで64bitクラスと言って売っていたゲーム機もあったように、セールストークって結構重要。実際にはそうそう恩恵が受けられるものじゃなくても、何となく速そう、良さそうって気になりますからね。Intelがいつまで今の路線を貫けるのか、結構注目だと思います。個人的にはあっさり路線変更して、さっさとXPの64bit版を主流にして欲しいなぁと思います。