ハイエンドCPUは我々のメインの分野ではないhttp://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1027/tsmc.htm

TSMCのシンポジウムの話題です。PC関連でプロセス微細化の遅れやトラブルばかりが取り上げられるTSMCですが、シンポジウムでは「90nmプロセスが順調であると述べた。」のだそうです。


nVidiaに逃げられ、Transmetaにも逃げられとハイエンドの半導体ではかなり苦戦の様相ですが、TSMCはもともと様々な種類を安く作るのが得意なところだったので、それらの分野ではいまだに順調なのも事実なのでしょう。


しかしCPUもVGAもと、どんどん取り込みそれらの売り上げを見越してFabをどんどん先進化させることでライバルを追い落としてきた勢いは鈍る事になるでしょう。一時期はかなり強くなっていたCPUメーカですらFabを持つ必要はなくなるのでは?という意見は終焉のときを迎える事になるのかもしれません。