ついにIntelもモデルナンバーへ

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0319/kaigai075.htm


後藤氏のコラムです。タイトルがなかなか秀逸だと思います。


AMDモデルナンバー導入で一息つき、そしてクロック的には見るべきところ無いAthlon64へスムーズに移行できそうな事からも分かりるようにクロック=性能ではない事を分かりやすく説明する意味ではモデルナンバーは有意義だと思います。しかし反面、モデルナンバーのつけ方にはどうしても「意図」の入る余地がありますし、同じアーキテクチャですらクロックとモデルナンバーが必ずしも比例しないわけで誤差も現れます。


しかも、今回のIntelのようにセグメント分ける意味をもたせると更に比較がややこしくなるわけで…。(AMDもFXシリーズなんてのがありますが、これはほぼニッチなので影響は少ないですからね) その上モバイル系のモデルのつけ方はかなーリ意図的なものが見え隠れしてますしね。


さらにIntelAMDモデルナンバーのつけ方にも違いがあるので、モデルナンバー同士で比較もできなくなるわけで、しばらくは混乱する事になりそうですね。AMDが鞘寄せする形になるのか?AMDは今のまま行くのか?939ソケットが出るタイミングでナンバリングを変更するのは十分可能でしょうし、動きが気になりますね。


ただ、intelもついにモデルナンバー化でクロックの向上に必死にならなくて良くなる可能性も出てきました。これが、今後のCPU競争にどんな影響を与えるのか?少しは発熱が減る方向に働いてくれるといいですね。



※「今回」はMSは悪くありません。単に自分の作業が遅いだけです^^;